カブタックの功罪

カブタックという呼び方は日本でvip、というギルドのメンバーが付けた、日本固有の呼称です。経験値倍増法とも呼ばれ、かぶと虫を非常に限られた特定の条件下で狩ると、膨大なEXPが得られるもの。日本では慣例的にカブタックと呼ぶようになりましたが、台湾ではどう呼んでいるのかはわかりません。

カブタックは台湾版においては修正、廃止などはされていないのでサウスアイランドの北端などで、かぶと虫を狩っているキャラを見ます。
日本のベクターは有料アイテムの売り上げなどに影響し、ゲームバランス上好ましくないという判断をしたようです。これはベクター独自の判断であり、2ヶ月程度でカブタックは修正されて出来なくなりました。既に2008年当時のことなので、随分と前のことです。

台湾本家では、カブタックは未修正で運営側は一切のコメントを出していないので、ゲームの規約に違反することもありません。自由に可能です。
それよりも露天のアイテムを自動補充したり、周囲のアイテムを勝手に拾ったり、弱い敵のボスを繰り返し
倒して経験値を不正に取得するツールもあるようです。これらはアカウント停止の対象になります(俗に言う垢BANのこと)。外部ツールは使用禁止です。決して使わないように。

やりかたなどはvipwikiを見てください。

効果としては、キャラのレベルが急激に上がる。通常20-30しか取れないEXPが2000から6000になります。100倍-300倍以上です。1週間で50レベル上がったということも珍しくはありません。

デメリットとして、
  • 星宿などのNPCは育成できない。プレイヤーだけのLvが急激に上がる。
  • 戦闘時に牛、センザンコウなど捕獲した使い捨ての、レベルの低いNPCが必要で、レベルが上がると使えないため、頻繁にNPCを変える必要がある。
  • PTは最低でも3キャラ必要
  • 回復を大量に使う、などがあります。
クエストなどはNPCに頼ることが多く、日本版でもキャラのLvだけ高くてNPCを出していなかったり、NPCが軟弱すぎることはよくありました。(PCが転職Lv130で、NPCが未転生Lv60とか・・・)

日本版のWLOで初めてギルドに入ったとき、未転職Lv96のキャラが2人いました。当時は転職はまだ
未実装でした。
我々はLv40-50程度だったので驚いたものですが、Lv100になったとき「おめでとうございます」言ったものの2人とも返事がない?!
後にクエストに付き合ってくれましたが、NPCを何故か出さないので不思議に思いました。PCだけの攻撃では限界があって全然強くない。これがカブタックの弱点ということは、暫くたってからわかりました。PCレベル80くらいで、レイチェル、リンも同じくらいのレベルのほうが普通に強いのです。

カブタックは、未転職のキャラのLvを急速に上げて転職したあと「NPCをレベル上げする」という育成ならば問題ありませんがNPCをほっとくと、レベル差がいつまでも開いてしまい使えず、バランスが取れません。
実際、転職ずみのLv130程度の4キャラが未転生のフリード、ニースを南極で育成しているのも見ましたが、時間がかなりかかるようです。根気も必要です。
NPCはデコイ、要するにプレイヤーに代わって敵の攻撃を受ける役目もします。NPCのレベルが低いとデコイの役目もできずすぐ死ぬし、使わないと当然プレイヤーが敵の集中攻撃を受け、すべてのクエストに
不利になります。カブタックのキャラクターはNPCを出していないことが多いのは台湾も同じで、自演、無課金のキャラに多く見られます。

特務では時々、4キャラ全部がNPCを出していない自演PTを見ることがあります。このような場合、ボス戦で戦闘しているのを見たことがありません。たいていは雑魚だけ1、2戦やるだけでその場で特務が終わるまで動かないか、開始地点に戻ってしまいます。20ステージでは、4キャラ全部がNPCを出していないPTを見ることはほとんどありません。自演であってもカブタックはせず、NPCは並行して育成することをお勧めします。

カブタックの様子
wonder-204.JPG



  • 最終更新:2020-10-31 12:12:34

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